400字詰め原稿用紙2枚

これまでに書いた散文ノートをブログに書き起こしていて気づいたのだが、A5サイズのこの用紙にびっしりと書くと大体400字詰め原稿用紙2枚分くらいになるらしい。そんなものかとも思うし、もっと書いている気がしないでもない、そんなあいまいな気持ちである。

私の感想はさておき、最近読んだ「考える技術・書く技術」(板坂元・著)によるとひとつの話題は400字詰め原稿用紙で大体3枚に収める、とある。つまりそのくらいの長さと内容だと一休みすることなく読み終えることが出来る、ということらしい。著者はこれを3枚主義として主張している。

それと私の書く散文ノートが大体400字詰め原稿用紙2枚分というのと、どんな関係があるのか?3枚主義は「真剣に」その内容を理解してもらうために適切な量と考えられているのだから、「気楽に」書き、「気楽に」読んでもらうためにはこの400字詰め原稿用紙2枚分というのはちょうどいいのではないかと思ったのだ。

ただ、今回挙げた本は古い本であるし、若者の活字離れと言われて久しい世の中ではあるから、実は400字詰め原稿用紙2枚分くらいが現在ではちょうどいいのかもしれないけれども。

ここからは私自身の話になるが、私はこのA5サイズの用紙1枚分、つまり400字詰め原稿用紙2枚分くらいの量は短すぎず、長すぎず、といった気持ちである。これがバイブルサイズになったらきっと短く感じるのだろう。そんなわけで、好きなものについて語りたいときにはずっとこのサイズで書いていこうと思っている。

蛇足ではあるが、私がA5サイズの用紙に書くのはA5サイズ大好き人間だからであって、今回の3枚主義と400字詰め原稿用紙2枚分云々の話はたまたまの話である。私は散文ノートがもっと広がってほしいと思っているので、決して私の話を鵜吞みにしてA5サイズでなければならないなんて思ってほしくないのである。

今回もここまで読んでくださりありがとうございました。ではまた!

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