こんにちは 仲の(@nakano_visiae)です。
今回はアトミックシンキングという本についての感想を書いていきます。
アトミックシンキング…タイトルだけではなかなかその内容をイメージすることができませんでした。表紙にある「書く」「整理」「理解」や「書いて整理して思考をクリアにする」という言葉で、ようやく「書くこと」についての本だとわかりました。
本のタイトルにある、アトミックというのはatom(原子)という単語に由来するとありました。「アトミックに書く」というのは大きな文章を細かく分裂していき、これ以上分割すると文章の意味が伝わらなくなってしまうギリギリまでつまりは原子レベルまで文章を分割して書く、とのことです。
いや、原子だって素粒子やら陽子やら電子やらに分解できるだろう、という気もします。しかし、そこまで文章を分割していくのはもはや文節や単語レベルにまで分解しているようなものではないか?と思うと、原子、つまりはアトミックでいいのではないかと私は思いました。
さて、アトミックシンキングというタイトルですが、書いてある内容のほとんどは「書くこと」についてです。これは「考えること」と「書くこと」がいかに近く、切り離しがたいものであるということを示しているのだと思います。
そういったこともあり、この本はもっと書くことを練習したい、自分の気持ちを書き出せるようになりたいと思う人にはぴったりな教科書になりうると思います。
なぜなら練習方法がフリーライティング、日記、読書メモを残す、といった手帳好き文房具好きには比較的身近な方法ばかりだからです。フリーライティングだけ聞きなじみのない言葉ですがジャーナリングという言葉が近いように感じます。少し意識を変えるだけで、これらが書く練習になるのはとても挑戦しやすいと思います。
実は、手帳を書く、日記を書く、ノートを書くといった行動だけでは書く力がなかなか身につかないのではないかと常々疑問に思っていました。
ですが、この本では各練習のポイントがわかりやすく、それこそアトミックな文章で書かれているので、毎日の書く習慣が簡単に書く練習になります。ですので、ただ何となく書くだけでは、各地からは身につかないよなあ…と改めて思いつつも、私自身これらの練習方法を取り入れたいと強く思いました。フリーライティングの習慣はもうついていると思うので、今後は読書メモに力を入れていきたいところです。
と、ここまで書きましたがこれまでの感想はこの本の前半部分に関するものです。後半部分はアトミックに書くことから派生して自分のデジタルノートを作っていこうという話になっていきます。私はこちらも大変興味深く読ませていただいたのですが、アナログ派の方には少々関係の薄い話になってしまいます。ですが前半部分だけでも書くことについてとてもためになると思ったので、今回感想を書こうと思いました。
最後にこの本は今なら?kindleunlimitedで無料で読めます。
質問、感想などは以下のフォームから受け付けております。X(旧Twitter)やインスタグラムもしていますので、そちらからでも大丈夫です。@nakano_visiae で検索してください。
今回もここまで読んでくださりありがとうございました。
次回は4月12日19時更新予定です。
ではまた~
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