読書記録~思考の整理学~

こんにちは 仲のです。

先日、思考の整理学を読みましたので、今回は感想など書いていこうかと思います。

読んだきっかけですが、お気に入りのyoutubeチャンネルのpomenoteさんで紹介されていたからです。実は以前から本屋さんで見かけてはいたけど、あんまり読む気にはなれず…。読んでみようとなったのはpomeさんのおかげです。

ここからちょっと口調かわりまーす。 


読んでみて思ったことは、確かにためになるが、様々なことが高速化した現代ではどこまで通用するのだろうか?ということだ。そもそもこの本が出版されたのは1986年、今から36年も前になる。

別に古臭いと批判したいわけではなく、高速化してしまった現代ではありとあらゆるアイデアが生まれては風化していくと感じたからだ。つまりはそのアイデアが煮詰まっていようがいなかろうが、とにかくアイデアだけが出されていく。そしてそのアイデアに対する批評でさえ煮詰まっていない当てずっぽうな批評であることも多い。そして、価値のあるアイデアは数多のアイデアに埋もれて探すことが困難になっている。

そんな中で、この本に書かれていることはどこまで通用するのだろうか?そう思ったのである。結局は私たち自身も高速化し、より早くそしてより多くのアイデアを発酵させ、カクテルしていくしかないのだろうか?待つというプロセスを大切にするこの本は、確かにアイデアの扱い方を教えてはくれた。だが、使えるのは大学生どまりではないだろうか?

ここまでは批判的に書いたが、もちろん参考になったこともある。特に気に入ったのは、1日を2日にする、という話だ。この話は社会人や学生にはまったくもって役に立たないが、専業主婦である私にはかなりいいアイデアだ。現にこの文章は、お昼寝後の2日目書いている。よくわからないと思うが、そんな人はぜひ本文を読んでみてほしい。

また、朝を待つ、というのも私を助けてくれた。ベッドに入ってもいつまでもモヤモヤと考え事をして寝つけない私に、この言葉は素早い入眠をもたらしてくれたのである。どういうことかというと、グダグダ考えても仕方ない、朝になれば良いアイデアが浮かぶから朝を待つように眠りにつこう、というそれだけの話である。でも、この考え方ひとつで確かによく眠れるようになったのだから本当に助かった。

最後に、やっぱりちょっとでも気になった本はすぐにでも読むべきだと感じました。なんでこんなこと書いているかというと、何年も前から気になっていたし、いざ読んでみるとためになるし面白いし後悔しているからです。もっと本読む習慣付けよ…。

ではまたー

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