前回、紹介したバレットジャーナルを構成する3つの要素「ラピッドロギング」、「コレクション」、「移動」を踏まえたバレットジャーナルの始め方を紹介します。
前回の記事はこちら
用意するもの
- 紙:1枚
- ペン:1本
- ノート:1冊
紙に自分の「今」を書き出す
ノートに書き始める前に、紙に今の自分の考えを書くことで一度頭の中をスッキリさせます。
手順は、次の通りです。
- 紙を3等分するように2本の線を引く
- 箇条書きで3つのことをすべて書き出す
- 今、自分が実際に取り組んでいること
- 取り組まなければならないこと
- 取り組みたいこと
ここでは、キーのことは気にせずどんどん箇条書きで書いていきましょう。
もし、ある事柄から違う事柄を連想したら、それも書きます。
これで、あなたの「今」が見えてきます。
ノートに4つのコレクションを用意
では、実際にノートに書いていきます。
書く順番は次の通りです。
- インデックス
- フューチャーログ
- マンスリーログ
- デイリーログ
これから、順番に説明します。
1.インデックス
インデックスはバレットジャーナルの最初のページに作ります。
見開きをふたつ用意すれば十分です。
これから記入するコレクションのタイトルとページ番号を書き込んでいきます。
この見た目から、本の「目次」に例えられることが多いです。
しかし、目次と違いページ番号が連続している必要はありません。
また、デイリーログについてもページ番号を記入しません。
フューチャーログ
フューチャーログは来月以降のタスクやイベントを記入するためのページです。
インデックスページの次の見開きに用意します。
ページの下にページ番号を振ります。
- 半年分を用意:見開きひとつ
- 1年分を用意:見開きふたつ
フューチャーログの準備ができたら、インデックスに戻ってコレクション名とページ番号を記入します。
マンスリーログ
マンスリーログは月単位でタスクやイベントを見通すためのページです。
フューチャーログの次の見開きに用意します。
ページの上部に何月か記入し、下にページ番号を振ります。
見開きの左側を「カレンダーページ」、右側を「タスクページ」とします。
カレンダーページ
カレンダーページにはその月の日付と曜日をページの左端に書きます。
この時、日付の左側に余白を少しとるとキーを書き込むことができ、大切な出来事を見返しやすくなります。
タスクページ
タスクページは月ごとに思考を整理するためのページです。
月の始めに、その月のタスクを書き出し優先順位を決めたりします。
また、フューチャーログから今月分のタスクやイベントを、先月分のログからやり残したタスクを移動させたりします。
マンスリーログの準備ができたら、インデックスに戻ってコレクション名とページ番号を記入します。
デイリーログ
デイリーログは、日々のタスクやイベント、アイデアをリアルタイムで書き込んでいくためのページです。
必要な準備は、その日の日付とページ下にページ番号を記入することです。
デイリーログはインデックスに記入しません。
これで、代表的なコレクションの準備ができました。
紙からノートへ移動
ここでは、最初に紙に書き出したことを振り返り、ノートに「移動」します。
振り返り
以下の2点から、そのタスクが本当に必要なものか判断します。
- これは、自分、あるいは自分の大切な人にとって大切なことか?
- これは、しなければいけないことか?
No の場合は、取り消し線を引きます。
そうするとふたつのことが残ってきます。
- しなければいけないこと
- 自分がしたいと思うこと
移動
ノートに用意したコレクションに「移動」します。
まずは残ったことを見返して、どのコレクションに記入するか決めます。
- その日のうちにしなければいけないこと、あるいはしたいこと→デイリーログ
- その月のうちにしなければいけないこと、あるいはしたいこと→マンスリーログのタスクページ
- 将来的にしなければいけないこと、あるいはしたいこと→フューチャーログ
次に、キーを使って記入していきます。
代表的なキーを紹介しますので、これらを使ってノートに記入していきましょう。
・:タスク
○:イベント
-:メモ
これで、移動は終わりです。
今後、今回使った紙の役割はマンスリーログのタスクページに移ります。
そうすることでノートだけで作業ができるようになります。
以上がバレットジャーナルの始め方です。
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次回はバレットジャーナルの日々の進め方について紹介します。
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