バレットジャーナルとは、アメリカ在住のデジタルプロダクト・デザイナーのライダー・キャロル氏が考案、発表したノート術のことです。
ノート術といっても、手帳、日記、To doリスト、スケッチブックなど様々な側面を持つため、複雑に感じられてしまい、手を出しにくいかもしれません。
そんな、気になっているけど手を出しにくい方にバレットジャーナルを構成する基本的な要素を紹介したいと思います。
バレットジャーナルを構成する3つの要素
- ラピッドロギング
- コレクション
- 移動 (マイグレーション)
これから、ひとつずつ説明します。
ラピッドロギングについて
ラピッドロギングとは、「箇条書き」と「キー」を組み合わせて、ノートに素早く考えを記入する方法です。
バレットジャーナルでは、タスクやイベント、メモなどをすべて箇条書きで記入します。
しかし、箇条書きをただ書き並べただけでは、その内容がタスクなのかイベントなのか、そして重要度もわかりにくいです。
そこで、箇条書きに「キー」というツールを加えることで、内容を一目で判断できるようにしたのがラピッドロギングです。
バレットジャーナルの代表的なキーについて紹介します。
- ・:タスク
- ✖:完了
- ○:イベント
- -:メモ
コレクションについて
先にラピッドロギングについて説明しました。
ですが、ラピッドロギングだけでは内容にまとまりがありません。
そこで、コレクションという考えが登場します。
コレクションは関連のある情報をまとめて記入するページのことです。
バレットジャーナルの代表的なコレクションは4つあります。
- デイリーログ
- マンスリーログ
- フューチャーログ
- インデックス
しかし、これら以外にも必要に応じて様々なコレクションを追加することができます。
移動 ( マイグレーション )について
移動 ( マイグレーション ) とは、あるタスクやイベントを別のページに書き写す作業のことです。
この移動 ( マイグレーション ) は、毎月の月末の振り返りやノートを新しくしたときに行うことがほとんどです。
この作業で、未完了のタスクやイベントが本当に自分に必要かどうか考える機会を作ります。
そして、自分にとって「本当に大切なこと」を意識するきっかけとなります。
まとめ
ここまで、バレットジャーナルを構成する3つの要素について紹介しました。
バレットジャーナルとはこの3つの要素を組み合わせて、思考を整理し、目標を実行に移すためのノート術です。
次回はバレットジャーナルの始め方を紹介したいと思います。
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