読書記録~書く瞑想~

こんにちは 仲のです。

今回は古川武士 著、書く瞑想を読みましたのでその記録です。


ジャーナリングという言葉がある。実はこの言葉がどこからやってきたのかよくわからないけれど、今ではかなりメジャーな言葉になりつつあると思う。

この本はジャーナリングをしただけにとどまらず、ジャーナリングの内容を振り返ることでより深く自分を探求し、行動へつなげていこうという内容である。ちゃんと読んだらばっちり自己啓発系の本だった。自分をいたわる系の本かと、読む前は誤解していた。

私の誤解はさておき、筆者は「内省」と「行動」の循環こそが大事だと何度も書いている。内省とは書くことそして書いたことの振り返りによる洞察や着想のことであり、行動とは内省から得られた洞察や着想を実際に試してみるということだ。

私自身、振り返りの重要さはわかってきている。しかし、ここまではっきり言葉にされてしまうと、ただただ、頷きながら本を読むことしかできなくなってしまう。しかし実現できるかと言われると少し困ってしまう。なぜならあまり言いたくはないが、私はうつ病でここまでメリハリのきいたノート術の活用は全くもってできない。日々、無気力とそれによる自分への失望感との戦いだ。

そうであるからして、この本は私にはまだ早いかなと思いながら終わりの方まで読み進めた。するとニーズ別の書く瞑想というのが出てきて、まさにこれだ!と思ってしまった。いまさらだが、この本におけるジャーナリング空の一連の流れを筆者は感情ジャーナリングと呼んでいる。これは3つのステップからできており、その人の状態や意欲によって、そのステップを省略してもいいということなのである。

例えば私なら、ステップ1の書き出すことと、ステップ2の振り返りの一部(ステップ2はいくつかやることがある)をやればいいのでは、と見当がついた。また書き出すステップも毎日書くことがある程度決まっており、時間も短く設定されている。よってこれからはモーニングページの一部を書く瞑想に充てようかと思っている。きっとすぐには効果は出ないだろうが、気長に自分と向き合っていきたい。


今回もここまで読んでくださりありがとうございました。

日常に疲れている人には書く瞑想、おすすめです。ではまた~

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