読書記録~仕事と勉強にすぐに役立つノート術大全~

こんにちは 仲のです。

今回は安田修 著、仕事と勉強にすぐに役立つノート術大全を読んだのでその記録を残していきます。


ノート術もついに「大全」が作られるほど、技術が発展したのか…。表紙を見たときの感想だ。

梅棹忠夫が「知的生産の技術」で物事を記録していくための技術が発達していない。発達していたとしても、仲間内でしか共有されないので残らない、と語っていたのを思い出した。

この本では、50冊にも及ぶノート術の本のエッセンスが仕事、勉強などといったカテゴリー別に凝縮されている。そして最後には、筆者の考える「ノート術の結論」で締めくくられている。様々なノート術を一挙に知りたい人にオススメだ。

ただし、この本で学べるのはあくまでエッセンスであることは留意されたい。ノート術の紹介でいっぱいになってしまって、具体的な方法は参考文献を読んだ方がよさそうなのは、読んでいると伝わってくる。

この本のおかげで、読みたい本が5冊ほど増えてしまった。図書館で借りるか、購入するか悩ましいところである。中には存在を知らなかったノート術本もあり、情報収集をインスタなどのSNSに頼っていたのを反省した。

話は変わるが、この本における「ノート術の結論」はやはりデジタルとアナログの共生である。双方のいいとこどりをしてより良い生活を送ろうということである。確かにアナログにもデジタルにも限界はあるのだからそうなるのは当然か。

少し意外だったのは、デジタルにももっと役割はあると持っていたのだが、筆者の結論ではデジタルはスケジュール管理のみということであった。デジタルでタスク管理をしている人も多いので、デジタルに軍配が上がるかと思いきや意外であった。筆者曰く、とにかくタスクは書き出すことが重要らしい。

残念ながらこの本を読んで、新しいノート術を試そうという気持ちにはならなかった。私自身、ノート術を調べることが好きなので知っているノート術ばかりだったのだ。しかし、5冊も読みたい本が出てくるほど、参考文献であるほかのノート術本を読みたくなるような紹介が巧みな本だったと言える。


今回はここまでです。比較的最近発売された本なので、ご近所の本屋さんに置いてあるかも。

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感想(1件)

そろそろ、読書記録の公開が読書ペースに追いついてきましたw困ったw

ではまた~

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